動物医療グリーフケア®認定アドバイザーの三原です。いつもペトロアブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回はグリーフケアのお話し第一弾ということで、『グリーフ』についてお話しします。

グリーフって何だか聞きなれない言葉ですよね。検索してみると日本語では【悲嘆】という意味を持ち、喪失体験による様々な身体的・心理的・社会的な反応の事を言います。

グリーフとは

ちょっと難しいのでもっと分かりやすくお話ししますと、皆さんには大切な人や物、場所、地位がありますよね。いわゆる心の拠り所や、自分がありのままでいられる空間です。この中にはペットも含まれます。

もしそれらを失ったり、失うかもしれないとなった時どうでしょう？とても不安な気持ちになりませんか？

私は新学期がすごく苦手な子供でした。何故ならクラス替えがあるからです。

昨年までの気の置ける仲間のいるクラスから、新たなメンバーと人間関係を構築しなければならないことが本当に苦痛で、お腹が痛くなっていました。

つまりはこれが『グリーフ』なのです。

クラス替えというのは、自分がありのままでいられる空間や人間関係を【喪失】することで、【お腹が痛くなる】という身体的反応が起きていることになりますね。

『グリーフ』と聞くと特別なことで、大きな喪失が起こった時だけの事の様な気がしますが、身近にあるもので、誰もが一度は経験していることなのです。

このグリーフは動物たちも抱えます。

次回は、ペット達が抱えるグリーフについてお話しします。

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