犬を迎えるってワクワクしますね

2023.4.30 17:25
三原千尋
犬を迎えるってワクワクしますね

いつもペトロアのブログをご覧いただきありがとうございます。

タイトル通り、三原は最近わんこをお迎えしました。

ジョイ太。3歳のMIX犬です。

ぱっと見、セッターぽいのですが、何しろ顔が大きい(笑)そんな大きな顔で狩猟は無理そうなので、セッターやボーダーコリーの様なよく動く犬種に、ラブラドールなどの頭蓋骨がしっかりした犬種が混ざっているのかなという感じです。

我が家は約二年前に愛犬『ジャイアン』を18歳で亡くし(最後は骨肉腫の闘病でした)、ちょうどペトロアの開業もあり、動物のいない人間だけの生活を送っていました。

亡くしてから半年程して『犬を迎えたい』という夫の一言もあり、何となく探し始めたのですが仕事柄、犬との生活は楽しい事ばかりではないという事が分かっている故、『本当に迎えて大丈夫なのか。時間もお金もかけられるのか』という不安に襲われ躊躇してしまい、お迎えには至りませんでした。

結局そこから1年以上掛けて、犬を迎えられるのかというのを検討し、『よし。大丈夫だ』という確信に変わったためお迎えの準備を始めました。

我が家は最初から保護犬を迎えるつもりでいましたので、色々な保護団体さんのHPを見て回りました。性別や性格、体格などなどを考慮し、うちの子としてお迎えできる子はいるかなと毎日家族会議です。

この子いいなと思って面会の予約をしても、その前に決まってしまったり、県外の団体さんは断られたりとすんなりとはいかない日々が続きます。この時に感じたのは、保護犬を迎えるのにこの様な壁があるのかということです。どんなにこちらが迎えたくても、タイミングが合わないと面会すら叶わないという事です。まるで片思いの様なそんな感覚でした。

あるとき、県内の団体さんである【アニーズわんにゃんの森】さんのブログを見ると『あっ。かわいい』と思うわんこを見付けました。

それがお迎えしたわんこ『ジョイ太』です。

ジョイ太は元々茨城の保護センターにおり、収容された時は首輪をしていて飼い犬だったようでした。アニーズさんに引き出され、長野に来て既に9か月近くずっとのお家を探している状態でした。

それまでに面会さえかなわない日々が続いていたので、ダメもとで電話をしてみると面会OKとのこと。夫と面会に行きトライアルと、とんとん拍子に進み晴れて我が家に迎えることが出来ました。

やはり縁があるときはすんなりと決まるものですね。

あれだけ犬と生活できるのかと不安に襲われていたのが嘘の様に、トライアルが決まると準備にワクワクドキドキ。模様替えをしてジョイ太のスペースを作ったり、正式譲渡が決まった訳ではないのに、リードの色や食器、布団まで考え始め、国家試験の1か月前だというのに勉強に手が付かない、浮かれた日々を過ごしました。(流石に危機感を感じて、その後本腰を入れましたが)

普段からお客様のわんこと接している私でも、ここまで浮かれるかと本当に驚きました。2年間動物のいない生活を送ったからこそ、気づくことが出来た新鮮な気持ちでした。

恐らく、飼い主様達もこんな気持ちを持ちながら動物達との生活を始められているのだろうなと。動物と飼い主様をサポートする立場として、絶対に忘れてはいけない、基本的な大切な気持ちだなと思いました。

ジョイ太との生活は始まったばかり。彼は子供に対して強く出たり、食べ物や物への執着があり、これから生活していくうえで直していかなければなりません。そのためにドッグビヘイビアリストさんのオンラインサロンに入会したりと、勉強が欠かせません。

きっとこれからも大変で困ったことがたくさん起こるでしょう。ですが、お迎えした時のあのワクワクした気持ちを忘れなければ、きっと乗り越えて行けるだろうと思っています。

皆さんも動物達のコトで悲しみや辛さを感じた時、家族に迎えた時の気持ちを是非思い出してみて下さい。

きっとどんなことも乗り越えて行けるはずです。