災害への備えをもう一度確認しておきましょう
今月は停滞していた前線の影響で大雨が降り、全国で土砂災害や水害による被害が相次ぎました。ここ松本を中心とした長野県中信地区でも避難指示が出ていた地域がありました。近年の異常気象で、いつ災害に巻き込まれるか心配ですよね。そのときに備えて、もう一度、災害への備えを確認してみましょう。
避難袋(ペット用)を作る
①飼育するための道具
ペットを安全な場所で避難させるために首輪、リード(引き綱)、キャリーバッグ、クレート、ケージ、ペットシーツ、食器、排せつ分の処理用具(新聞紙、ビニール袋)、トイレ用品(猫砂等)を用意しておきましょう。その子その子に合わせた持ち物も普段から確認しましょう。
②食事と水及び常備薬
3~5日分(できれば7日分)の食事と水、現在服用中の薬を備えておくと安心です。
③ペットの写真や情報のメモ
もしも離れ離れになってしまった時のために写真を用意しておきましょう。ご家族と一緒の写真も用意されるといいです。犬の名前、年齢、病歴、飼い主の住所・氏名・連絡先・かかりつけの動物病院などを書いたメモなども用意しておきましょう。緊急時は誰でも普通の状態ではいられなくなるので、書いておくことは大切です。
普段からしておくこと
★家族間の連絡方法や避難場所、集合場所について話し合いましょう。
★飼い主が不在中の災害のときの対処方法についてもきちんと決めておきましょう。
★日頃からケージに入る練習もしておきましょう。避難する際も避難所でもケージの中は安心する場所にしておくといいでしょう。
★鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札をつけておくことも考えましょう。
★首輪がはずれてしまったときのため、マイクロチップを埋め込むことも考えましょう。
マイクロチップとは直径約2mm、長さ約8から12mmの円筒形の電子標識器具で、世界で唯一の15桁の数字(番号)が記録されています。一度体内に埋め込むと、脱落することはほとんどなく、データが書き換えられることもない確実な証明となるため、動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、世界中で広く使われています。
★しつけもきちんとしておきましょう。周りのことだけではなく、ペット自身のストレス緩和に有効です。
災害はいつ起きるかわかりません。
大切な家族のために、きちんと備えておきましょう。
今日のわんちゃん紹介
りく 6歳 安曇野市
おて、おかわり、まて、おすわりはできるのですが、トイレが覚えられません。とってもキュートな子です。