第6回動物医療グリーフケア®フォーラムin石垣島に参加しました

2024.3.25 12:34
三原千尋
第6回動物医療グリーフケア®フォーラムin石垣島に参加しました

いつもペトロアのブログをご覧いただきありがとうございます。早いものでもう3月も終盤ですね。間もなく始まる新生活に心を躍らせている方も多いのではないでしょうか。

さて、タイトルの様にフォーラムに参加するため、三原は石垣島に行ってきました。

私が勉強をしている動物医療グリーフケア®の年に1度の、動物医療者向けのフォーラムです。恐れ多いことに症例発表もさせていただきました。

『グリーフ』とは聞きなれないワードかもしれません。日本語では『悲嘆』という意味があります。

皆さんには、大切な人や物、場所、地位等があると思います。もちろん、ペットもそうです。

しかしそれらを失ったり、失うかもしれなくなった時、どうでしょう? 眠れない、ご飯が食べられない、仕事か手に付かない等々、心と体に様々な反応が起こると思います。 それら全てが、グリーフです。

グリーフは特別な物ではなく、ごく当たり前に周りにあります。 グリーフが起こることは、自然なことなのです。

これはペット達も同じです。 ペット達が大切な物は、当たり前の日常。飼い主さんがいつも通りでいてくれることです。

そんな当たり前の日常が、病気や治療で奪われないよう、導いていくのが動物医療グリーフケア獣医師の阿部美奈子先生が開拓されました。 合言葉は『ペットが主役』 です。

そんな動物医療グリーフケア®の年に1度の大きなフォーラムでしたので、日本中から獣医師、愛玩動物看護師、トリマー、トレーナー等々が集まり、様々な症例発表を拝聴することが出来ました。

誰もがペットが主役の医療、エンディングにするため悩みながら、時に失敗をし、苦しみながらその目的に向かって日々の医療に取り組んでいることが分かり、私ももっともっと頑張ろうという新たな決意を胸に刻めるフォーラムとなりました。

また1日目には、阿部先生による『被災ペットへのグリーフケア』のセミナーも開催され、人もペットも当たり前の日常を失った場合のグリーフケアについても学ぶことが出来ました。

フォーラム後の親睦会も、沖縄料理を堪能したり、歌ったり踊ったりと石垣島ならではの時間を過ごしました。

帰りは羽田空港が強風のため、関西国際空港に行き先を変更するなど、飛行機ならではの想定外なことも起こりましたが、これもまた旅の醍醐味ですね。

症例発表の緊張のあまり、殆ど写真を撮っていないというミスを犯していました。僅かな写真ですが載せさせていただきます。

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