寝ていることが多くなったら、耐圧分散マットで床ずれ予防を
認定動物看護師、シニアケアアドバイザーの三原です。今日は、加齢や病気で寝ていることが多くなったペットちゃんにオススメのマットのご紹介です。
そもそも。寝ている時間が多くなるとどんな影響があるの?
ペットちゃんが病気になったり、年を取ると寝ていること(横になること)が多くなると思います。自分で立ち上がったり、寝返りをうてれば問題はありませんが、それが難しいとずっと同じ体勢を取り続けることに…
同じ箇所がマットに接地し続けると、重力により血流が滞り、皮膚へ栄養が運ばれなくなります。そして皮膚が壊死してしまいます。
この状態を床ずれ(褥瘡)といいます。
寝ていることが多くなったペットちゃんの飼い主さんの多くが、この床ずれに悩まれる印象です。
床ずれが出来やすい場所は?
床ずれが出来やすい場所は、骨が出っぱっている所です。頬骨、肩、腰骨、足の小指側に出来る事が多いです。
これらは横に寝そべると、どうしても接地してしまいますので、床ずれは避けて通れない箇所です。
また皮膚が薄くなっていたり、栄養状態が悪いと床ずれが起こる原因にもなります。
床ずれの予防方法は?
床ずれを予防するのに重要なことは1ヶ所に体重がかかりすぎないよう、耐圧分散させること。そして通気性です。
- 頻繁に寝返りをうたせる(2~3時間ごと)
- 耐圧分散の出来る、高反発マットに寝かせる
オススメは、耐圧分散の出来る高反発マットを使用するコトです。
寝返りは昼間に在宅していれば可能ですが、夜中や仕事中、外出中は困難です。また座布団の様な一般的なマットは通気性も悪いため、床ずれが出来る原因になります。飼い主さんの負担を減らすためにも、マットの使用をオススメします。
オススメの耐圧分散マットは?
東洋紡のブレスエアーで出来たマットがオススメです。
ブレスエアーは人の介護現場でも使われており、体が沈み混まないため、体にかかる圧が分散され、床ずれの出来やすい所に圧がかかることを回避出来ます。
また通気性が良いのでムレにくいため、こちらも床ずれの予防に効果的です。
ブレスエアーは水洗いが出来ますので、オシッコ等で汚れても清潔です。
ペトロアでは、このブレスエアーで出来ているペットケアマットNEOを取り扱っております。
- SS(33×46センチ厚み4センチ)¥5060
- S(46×65センチ厚み6センチ)¥8470
- M(65×92センチ厚み7センチ)¥18810
- L(96×130センチ厚み7センチ)¥32890
またMサイズに限り、4週間¥2200でレンタル可能です(ペトロアのお客様のみ)
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